2012年10月2日火曜日

七つ道具

専門職にはつき物の七つ道具!(必要不可欠な専門の道具)
ぼくにもいくつかあります。
たとえばコンテ用紙。
コンテというのは映像の設計図、楽譜のようなもので
映像を作る際にその流れやどんな絵が入るか
カットの長さ、キャラクタの動き演技
カメラの動き、効果音の指示等、色々書き込んで
実際に映像を作るスタッフにわたして作る指針にしてもらうものです。
これが上手に書ければ書けるほど
スタッフにちゃんと伝わるので
自分の思ったとおりのものが上がってくるようになります。
しかしながらこのコンテというものは
描き方や、指示の出し方に決まりがなく
(会社ごとや、スタジオごと、
その現場ごとには多くの場合ルールが決まっているが
業界内全体での統一ルールはほぼない。)
みんな自分なりに工夫して書いているのです。
そして描き方も見せる相手が誰なのかというのでも
結構変わってきたりします。
CMのコンテなどは映像を良く知らない人に見せることも多く
技術的な指示や秒数よりも雰囲気や仕上がりをイメージさせるような描き方をするし、
アニメの現場で使われてるコンテは
実際に絵を作るスタッフが見るように出来ているので
簡単なレイアウトの指示や、
絵の重ね方(手前にあるものがキャラクターにかぶるとき、
それを別に描いて上に載せるという指示等。これをbookといったりします。)
カメラの動き(パン、ティルト、ズーム、スウィッシュ、等)等等
専門用語てんこ盛りでかかれてたりします。

ぼくの場合は、多くは最終的なアニメーションまで描くことが多く
見せる相手もプロデューサー等やクライアントなど
実際には映像をつくらない人の場合が多いのでその人たち向けの工夫をしています。
次回はその辺を詳しく書きたいとおもいます。

つづく